魔法のコッペパン
こんばんは、柑橘類です。
「自家酵母のパン」が気になるだけです。
さて。
カテゴリー「変なこと」をつけてしまったからには、何か変なことをしなければならない。
何故つけてしまったんや…。
「魔法のコッペパン」のお話を書いてみようと思います。
これから考えます。
いきます。
〜〜〜
「魔法のコッペパン」
作 : 柑橘類
ネズミのボスチュアールは 固いパンが大好き
「ああ なんておいしいんだ!かた〜いパンは 世界一!」
ボスチュアールは 固いパンしか食べたことがありません
「あらあら あなた そんなパンが世界一ですって?」
シジュウカラのメルカは 踊りながら言いました
「固いパンより ふわふわのパンの方がおいしいわ!」
メルカは ふわふわのパンが大好き
固いパンは 食べたことがありません
「なんだって? そんなわけないだろう!?」
「ぜったいぜったいぜ〜ったい ふわふわの方がいいわ!」
ボスチュアールとメルカは 今にもケンカをしてしまいそうです
「それならこのぼくが どっちのパンがおいしいか 食べくらべてみよう」
ウサギのナペットは パンを食べたことがありません
「ようし とびきりおいしいパンをつくるぞ!」
「負けないわ!」
ボスチュアールとメルカは とっておきの材料でパンをつくりはじめました
シャカシャカ コネコネ ペッタンコ
ボスチュアールもメルカも あとはパンを焼くだけです
でも パンを焼く窯は ひとつだけしかありません
「わたしが先に焼くの!」
「いやいや ぼくの方が先だぞ!」
メルカとボスチュアールは 窯の前で ギュウギュウギュウ
「「あっ!」」
メルカとボスチュアールは 手をすべらせてしまい
ふたつのパンのもとは いっしょに窯の中にとびこんでいってしまいました
「これじゃあ 固いパンが焼けないよ…」
「ふわふわのパンが 台無しよ…」
ボスチュアールとメルカは がっかり 肩を落としました
しばらくすると
パンの焼けるいいにおいがしてきました
「さあ はやくパンを食べようよ」
ナペットは 窯の中が気になってしかたがありません
ボスチュアールとメルカは まだがっかりしています
すると…
ドッカーーン!
なんと 窯が爆発してしまいました!
そして
中から 大きな大きなパンが ひとつ出てきました
「大きいなあ こんなに大きなパンは はじめてだ」
「とってもいいにおいがするわね」
「さっそく 食べてみよう!」
3人はいっせいに パンにとびつきました
パクッ
モチモチ モチモチ アチチチチ!
「これがパンかあ!とってもおいしいね!」
ナペットは大喜び
どんどんパンを食べていきます
「「こんなパンは はじめて!」」
モチモチのパンを食べるのは はじめてだったので
ボスチュアールとメルカは とても驚きました
3人は アツアツでモチモチのパンが大好きになりました
それからは
ボスチュアールとメルカは いっしょにパンをつくるようになりました
ボスチュアールは メルカのつくる ふわふわのパンを食べてみました
そして
メルカは ボスチュアールのつくる 固いパンを食べてみました
「ふわふわのパンも おいしいね」
「固いパンも とてもおいしいわ」
「おうい!ぼくもパンが食べたいよう!」
ナペットがやってくると
3人はなかよく アツアツでモチモチのパンをつくりはじめました
おしまい
〜〜〜
おおお、なんかできました。
「コッペパン」ゆうといて、(『コッペパン』て、モチモチじゃなくね?)ということになり、「コッペパン」出せずに終わりました。
タイトルは………「パン パン パン」ですね。
原形よ、さらば。
ラーメン食いたい。